旧東裏小で家具工房 須田さん 職員室改装し喫茶店 2010年5月1日 北海道新聞石狩当別
2008年3月に閉校した旧東裏小校舎に喫茶店『cafe工房そよ風とつむじ風』が29日、オープンした。
椅子やテーブルは同校舎で注文家具を製作する『家具工房旅する木』の須田修司さんのオリジナル。
閉校時の黒板をそのまま活用、木のぬくもりを感じさせている。
須田さんは08年11月に札幌から当別に移住し、家具工房を開設したが、「家具を見に来た人に休む所を」
と当初から喫茶店開設を計画。半年がかりで旧職員室を改装し、キッチンも据え付けた喫茶店を作った。
材料費だけで200万円ほどかかった。店内の椅子やソファは、客からの注文の品を製作した際に、多めに
作っていたもの。三つあるテーブルのうち一つは倒れていた学校の記念樹のハルニレを製材して、作り上げた。
運営は妻、篤子さんが当たり、卵や乳製品、白砂糖を使わない手製のケーキやクッキーなどを出すほか、
コーヒーも有機栽培や、カフェインのないものを提供する。
金、土、日の午前11時から午後4時の営業。問い合わせは、cafe工房 ?0133-27-7001 (荻野貴生)
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