自作のいすで音楽いかが 27日 工房でクラシック鑑賞
自作のいすで音楽を聴いてみませんか?。
町内東裏の家具工房「旅する木」が27日午前10時から、自ら製作したいすで
クラシックコンサートを聴くイベント「音楽のおくりもの」を工房がある旧東裏小体育館で開く。
同工房は「世界に一つだけのいすで特等席をつくろう」と呼びかけている。(郡義之)
作るのは、ナラかチェリー、メープルのいずれかの木材を使った高さ40センチ余りの丸いす。
木の風合いを生かし、くぎを1本も使っていないのが特徴だ。
イベントでは、午前10時から午後4時までいすづくりを行った後、同6時半からコンサートに参加する。
いすは持ち帰ることができる。
会場となる体育館にある工房の機械にスポットライトを当てて、オブジェに見立てた中、
札幌を拠点に活動する建築家で音楽家の畠中秀幸さんら5人が、「G線上のアリア」など7曲を披露する。
主催する工房の須田修司さんは「何の変哲もないいすでも、自分が作れば特別なものになる。それで音楽を聴けば、また格別ですよ」と話す。
参加料は1万7千円。コンサートだけの参加も可能で、その場合の参加料は中学生以上千円、小学生以下500円。
申し込みは「旅する木」(電)25・5555へ。
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