PRODUCT作品紹介 / チェア
NY-chair
[NYシリーズ]
木と金属を組み合わせることで、お互いの素材の持つ良い部分を、より引き立たせるようなデザインを心がけました。
暖かみと、スタイリッシュなスマートさの両方を高いレベルで融合した、高級感と、清涼感の感じられる、美しい家具たち。
新しい暮らしのスタイルがそこにあります。
chair[NY]
ダイニングテーブル[NY]のセットの椅子として、デザインしました。椅子もウォールナットと金属との
調和したものを…ということで依頼され、デザインしました。
テーブルの天板にウォールナットの厚板を使い、無垢感たっぷりなので、それに合わせる椅子はちょっと軽やかな
雰囲気を出そうと、背もたれと、アームを一体型にせず、別々のパーツにし、アームを浮いているように見せました。
(アームの中にプレートが埋め込まれているので、アームはしっかりと固定されています。)
座面はダークブラウンの本革を使い、軽やかさを出すため、中のウレタンを特殊な構造にし出来るだけ座面を薄く、
でも底付き感のないようにしてあります。無垢板から削りだした背とアームの曲線がとても美しく、
金属の脚と調和した、とても美しい椅子です。座り心地もとても良い完成度の高い椅子です。
GALLERYギャラリー
FEE料金について
樹種 :ウォールナット |
サイズ :W620×D520×H730,SH430 |
仕上げ :ウレタンオイル塗装 |
座面 合革 :108,000円
本革 :118,000円
[NYシリーズ]はこうして生まれました♪
HPをご覧になったというニューヨークにお住まいのアメリカ人から連絡を頂きました。
マンションのリフォームにともない、オーダーで家具を製作して欲しい。ということで、
条件はウォールナットと金属を巧く融合し、「ちぎり」を埋め込んで欲しい。ということでした。
ダイニングテーブルと、それに合う椅子6脚、その他TVボード、ワインボードのデザインを依頼されました。
最初、わざわざ日本人に依頼するということは、とても”和”な雰囲気の家具を探していると思い、
そのような提案をしていたのですが、その後のメールでのやり取りで、それほど”和”にはこだわっていないようで、
木を引き立たせる様な金属の使い方を心がけ、デザインしました。
デザインをとても気に入って下さり、正式にご注文頂いたのですが、海外とのやり取りは経験が無く、
輸送、輸出手続き、送金など、不安なことがたくさんありました。
製作においても、金属の知識は乏しいので、金物屋さんを捕まえて質問したり、実際に金属の椅子を研究したりして
加工を進めていきました。
オーダーなので、身長や、体重、ボードの中に入れるものと、その大きさ、重さ、扉の開閉の向き、置く位置など、
細かい質問をし、より使いやすいように工夫していく姿勢を、とても喜んで下さり、海外という距離を超えて、
信頼して下さっていました。
製作が終わった頃、待ちきれなくなり、なんと工房へ見に来て下さったのです。家具をご覧になるなり、
「パーフェクト!」と言って、何度も親指を立てた拳を僕に向けて来てくれました。
NYのマンションからは、マンハッタンの夜景が一望できるのだそうで、その大きな窓のあるリビングに、
『旅する木』の家具が置かれるんだそうです。「家具が入ったら見においで。」っと言ってはくれましたが、
出来ることなら、2.4メートルもあるワインを入れるボードの中にでもこっそり入って行きたいものです。
それにしても、『旅する木』の家具が、NYに旅することになるとは想像もしていませんでした。
いつか納まった姿を見てみたいなぁ。とりあえず、異国の地で喜ばれてこいよ~。いつか会いに行くからね~。
と声をかけながら梱包しました。
HPをご覧になったというニューヨークにお住まいのアメリカ人から連絡を頂きました。
マンションのリフォームにともない、オーダーで家具を製作して欲しい。ということで、
条件はウォールナットと金属を巧く融合し、「ちぎり」を埋め込んで欲しい。ということでした。
ダイニングテーブルと、それに合う椅子6脚、その他TVボード、ワインボードのデザインを依頼されました。
最初、わざわざ日本人に依頼するということは、とても”和”な雰囲気の家具を探していると思い、
そのような提案をしていたのですが、その後のメールでのやり取りで、それほど”和”にはこだわっていないようで、
木を引き立たせる様な金属の使い方を心がけ、デザインしました。
デザインをとても気に入って下さり、正式にご注文頂いたのですが、海外とのやり取りは経験が無く、
輸送、輸出手続き、送金など、不安なことがたくさんありました。
製作においても、金属の知識は乏しいので、金物屋さんを捕まえて質問したり、実際に金属の椅子を研究したりして
加工を進めていきました。
オーダーなので、身長や、体重、ボードの中に入れるものと、その大きさ、重さ、扉の開閉の向き、置く位置など、
細かい質問をし、より使いやすいように工夫していく姿勢を、とても喜んで下さり、海外という距離を超えて、
信頼して下さっていました。
製作が終わった頃、待ちきれなくなり、なんと工房へ見に来て下さったのです。家具をご覧になるなり、
「パーフェクト!」と言って、何度も親指を立てた拳を僕に向けて来てくれました。
NYのマンションからは、マンハッタンの夜景が一望できるのだそうで、その大きな窓のあるリビングに、
『旅する木』の家具が置かれるんだそうです。「家具が入ったら見においで。」っと言ってはくれましたが、
出来ることなら、2.4メートルもあるワインを入れるボードの中にでもこっそり入って行きたいものです。
それにしても、『旅する木』の家具が、NYに旅することになるとは想像もしていませんでした。
いつか納まった姿を見てみたいなぁ。とりあえず、異国の地で喜ばれてこいよ~。いつか会いに行くからね~。
と声をかけながら梱包しました。