家具工房 旅する木
北海道札幌市東区中沼西1条1丁目7−12
あ
なんで「旅する木」なの?
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ご存じの方も多いと思いますが、アラスカの写真家星野道夫
の写真と物語りが大好きです。星野さんの本「旅をする木」の
中に、鳥がついばみながら落としてしまう幸運なトウヒの種子
の、果てしない旅の物語があるのです。
様々な偶然を経て川沿いに根づいたトウヒの種子は、やがて
大木に成長し、森の動物たちに様々な恵みを分け与える。川の
浸食は少しずつ森を削ってゆき、やがてその木が川岸に立つ。
ある雪解けの洪水にさらわれた大木はユーコン川を旅しながら
小鳥たちの休憩場所となり、ついにはベーリング海へと運ばれ
北極海流によりツンドラ地帯の海岸へとたどり着く。木の無い
ツンドラの世界で一つのランドマークとなり、一匹のキタキツ
ネがテリトリーの匂いをつける場所となる・・・。
一本のトウヒの木の果てしない旅の物語り。種子から始まり
様々に姿形を変えながらも、必ず何かの役に立っている木。北
海道の何処かで育ち、いろんな旅をし、めぐり巡って僕の所へ
やってきた木を、大切に家具という形に変え、お客様の元へ旅
立って欲しい。このような気持ちを込めて「旅する木」を社名
にしようと思ったのです。